間取りの要望を伝えるコツ

ハッピーバレンタインデイ!

と言っておけばなんかいいことあるだろうとただただ願うばかりの福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
今日は注文住宅の設計をしてもらうのに、自分たちの間取りの要望をうまく営業さん・設計さんに伝えるコツをあげてみたいと思います。
その前に、ひとつ小話を・・・。
ぼくは花束を贈るときに、その花束を贈る人のイメージを花屋さんに伝えて、購入するようにしています。
例えば・・・
「定年退職を迎えた送別会でお渡しする花束で、常に寛大な心で笑顔の素敵なダンディな男の人に渡したいんです。そんなイメージで。」
「26歳の誕生日を迎えたショートカットの女性に、日々の感謝の思いを込めて渡したいので、それに似合うような花束をお願いします。」
という感じで予算を伝えた上で、お花屋さんに注文するようにしています。
すると、その花屋さんのおじさん(もちろんおばさん、お姉さんでも良い)は粋に感じて花束を作ってくれます。(たぶん。粋に感じてるかどうかはあくまで推測です。笑)
ま、粋かどうかはここでは置いておきまして、ここで言いたいのは・・・
逆に細かく注文を指定するように
「バラを10本、ガーベラを5本で、かすみ草を・・・」
だなんて注文すると、
・プロの目から見ると実際にそれはセオリーと違うし、花束としておかしい。
・女性っぽすぎる
・そもそも予算に合わない
だなんてことがあるのではないでしょうか?
・・・というように、家づくりにおいても、同じことが言えるケースがあります。
「リビングは何畳必要で・・・」
「階段はここに配置して・・・」
だなんて細かく要望を伝えたとしても、
・プロの目から見ると実際にそれはセオリーと違うし、間取り的におかしい。
・寸法がおさまらない
・明りが取れない
だなんてことがあるかもしれませんね。
ですので、自分たちの要望は、おさまりや面積がどうとかそういう細かいところまで勉強することはなく、
自分たちの要望をイメージとして知ること
が大事で、
そしてそのイメージをいかに営業さん・設計士さんに伝えるか
が大事なんですね。
「あんたさ~それが難しいんじゃないのよ~」
 
「てか、も~それがぜんぜん分からないし大変だわ・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
難しく考えずに、実際に見たり、本で見たりしていいな~と思うことをかんた~んに表現してもらえればいいんです。
こんな感じで
もちろん間取りをかんた~んに適当に書いてみて、それを見せてもらってもいいですし、
はたまた、言葉だけでイメージを伝えてもらって
営業さんや設計さんにヒアリングしながら落書きして書いてもらってもいいでしょう。
家が好きで、家にこだわりがあって・・・というかたは、ここまでのことはできるかもしれませんが、
「そんなの、それもよくわからん!」
という方も実際は多いかと思います。
そういう方は、一度、自分たちの要望をほぼ無しで、プランを書いてもらうっていうのもいいですね。一回プランが出来てきますと、それに対してあれやこれやと思うところをまたお知らせすればいいので。
うちでは、そんな自分たちのイメージを作るために、また自分たちの要望を自分たちが知るために、家づくりの希望シート(ヒアリングシート)もありますので、活用してもらっています。
↓こんなやつです。
営業さんや、設計さんはあなたの趣味やライフスタイルをほとんど知らない・・・というのが大前提です。
しかし間取りに要望というものは人それぞれです。
だから、いかにして伝えるか、そしてその人にいかに聞いてもらえるか?引き出してもらえるか?というのが大事ですね。
だから、家づくりには、営業さんや設計さんとの相性が大事だって言われるんですね。家づくりをお願いする人は結婚相手のようなものとも言われるくらいなんですよ~。
建てるあなたにとっても、建てる会社さんにとっても、お互いにとっていい関係でありたいですね。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^

篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。