雨降って地固まる ~実際の地盤での話~
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
『雨降って地固まる』
日本の昔からのことわざですよね。
意味としては、「揉め事の後は、かえって良い結果や安定した状態を保てるようになることのたとえ」です。人は雨を嫌がるものですけど、雨が降ったあとは、かえって土地が固く締まり、よい状態になる意味からきています。
ぼくがこのことわざから学ぶことは、
もめ事も捉えよう(解釈しよう)によっては、自分への勉強にもなるし、反省してお互いのためになることもあります。もめ事だと思って下をむいて、あきらめたりしていたら何も向上していかないですもんね。
捉えかた、解釈しかたって大事ですもんね。
ところで、専門的な話にうつっていきますが、
実際に、ホントに雨が降ったら地盤は固まるのでしょうか?
まず盛土という言葉はご存じでしょうか?
田んぼを埋め立てたり、地面の高低差を平にするために土を入れる(他のところから土を持ってきて埋めること)ことを盛土と言います。
盛土をした場合は、特に雨降って地固まるんですね。水締め効果とも言われる現象です。逆に自然地盤(長く置かれている地盤)は、今さら雨が降っても変化はしません。新しい土だから水で締まるというわけです。
締まるということは今の高さよりも低くなるということ。
つまり、盛土をして水締めが不十分である場合、家を建ててしまうと不同沈下してしまう場合があるということなんですね。
だから盛土をしたところは、しばらく寝かしておく(放置しておく)のがいいとされるわけです。(盛土の高さにもよりますが、だいたいの目安は1年などと言われることもあるとかないとか・・・。はっきりとは言えないんですねぇこれが。)
ただ、地盤改良をしたり、締め固めを十分に施工して盛土をすれば、盛土したすぐ後でも家を建てることは可能です。実際そういうケースはよくありますからね。
年配の方ですと、「盛土をしてすぐに家を建て始めた!」とビックリする方もいらっしゃいますが、今日ブログに書いた内容のことがあるからなんですね。
・・・というわけで、雨降って地固まるのはホントの話でした。
自分の家を建てる土地はどうなのか?っていう参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。