外壁の材料の違い02(サイディング編~グレードのあれこれ~)
名古屋のコンビニのおつまみ(かわきもの)コーナーには、世界の山ちゃんだらけでした。
名古屋だか世界だかよく分かりませんが、コンビニも地元の特色を出すんですね~。「地元の特色を出す」のは地元の会社だけじゃないってことです。うまいかどうかは別にして。
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋篠原秀和(23_submarine)です。今日もよろしくお願いします!
今日は外壁の選び方の中でも、一番多く使われている材料の窯業系(ようぎょうけい)サイディングについて書いてみます。(以降、簡易的にサイディングと書きます。)
このサイディングとやらの特徴をまとめてみます。
サイディング
↑このような板を張り合わせて外壁にしていくんです。
施工性が良く、耐火材でもあるので、日本では多く採用されています。外壁材としてはシェアが一番多いと言われていますね。
しかし、サイディングにもグレードが松・竹・梅というようにあります。つまり見た目の違いだけでなく、塗装グレードやメンテナンス性という点であらゆるグレードがあるんですねぇ。
ということで塗装グレード・メンテナンス性としての比較をしてみましょう。
【松】
松としては、KMEWの光セラという商品(他のメーカーさんも同程度の商品はあります)なんかは、
汚れを分解+雨で流す
という効果があり、汚れがつきにくくて、塗装耐性も強いので保証が10年~15年もあり、おおよそ30年ほど塗装もノーメンテで大丈夫であろうとまで言われる優れモノ。
うちの会社でも採用していますが、最も古いお宅で7年経過していますが、まだまだキレイなもんです。
ただ、こういう最も良いグレードはもちろん価格が高いということもあり、採用される割合は多くはありません。
【竹】
竹としては、汚れがつきにくい(雨で流す)+塗装耐性も強い
一番いいものよりも少し落ちるというようなイメージでしょうか。
【梅】
竹よりもさらにグレードが落ち、塗装耐性も劣りますが、コストは安いです。
【最低】
施工方法が金具止めでなく、釘止めになり、建物の動きに追従しずらいというデメリットがあります。つまり割れやすいんです。ただ、コストは最も安い。とにかく安く家を建てたい方や、部分的な改修にという方にいいかもしれません。
※うちとしては竹以上をおススメしたいところです。
以上が、サイディングの性能としての違いをかんた~~んに説明してみました。(イメージで書いたのであしからず)
サイディングという名前で、しかも見た目がほとんど同じなんだけど、あらゆる性能が違い、コストも高い安いがあり、メンテナンスにかかる費用もぜんぜん違うんですね。
つまり、外壁サイディングと一言で言っても、いろいろあるってことです。気をつけましょう。
次回は、サイディングの一番の弱み(?)である目地のあれこれについて書いてみたいと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!!(^^)
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株式会社あめりか屋(木造住宅の新築・リフォーム、店舗・事務所の新築・リフォーム)
福井県敦賀市長沢13-13-1
3代目一級建築士
失敗しない家づくりのアドバイザー
篠原 秀和(しのはら ひでかず)
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。