【まとめ】土地を探す前にこれだけは知っておいて欲しい5つのこと
進撃の巨人てお笑いマンガかと思ってた福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
☆あめりか屋施工事例←ぜひごらんください☆
土地を探す前に知っておいて欲しいこと
ふわ~っと家を建てようかなぁ~、そろそろうちも家を建てようかな~って思っているあなたが、土地から探す場合、なにから始めますか?
いきなり地元の不動産屋さんに行ってもなんだかどうしていいか分からないし、なんだか知らないお店だと入りにくいし、とりあえず住宅展示場に行く?どっかのハウスメーカーのモデルハウスに行く?というのがよくあるパティーン(パターン)ではないでしょうか。
そこで出会った住宅会社の営業マンから「土地も探しますよ」と言われて、たいてい土地を紹介してもらえるもんですが、そこで聞かれるのが
・ご予算は?
・ご希望エリアは?
・その他のご希望条件は?
といったところ。
まだふわ~っと家を建てようかなぁ~と思いだしたばかりのあなたですから、その全てにはっきりと明確に答えられないかもしれませんね。
すると、早く土地を買って欲しい&なるべく安い土地を買って欲しい営業マンは、土地をいろいろと紹介してくるかもしれません。
この流れになんとなくのれば土地を買うことができます。
その土地が自分たちにとって最適であればなんの問題もありませんが、どこか心残りになることもあればアレですよね。
本当にそれでいいの?って思うわけです。
ぼく「ホントにその土地でいいの?」
↑チラチラ見てるし!
このブログではそういった不安が生じないために、土地を探す前に知っておいて欲しいことをかんたんにまとめてみます。(ちょっと長いですけど、お時間ある時にどうぞ)
①予算はいくらですか?
土地にかける予算はいくらですか?
敦賀市あたりではよく「1000万円以内で・・・」というお話をよく聞きます。
しかし、その根拠が「友人・知人がそう言ってた」「だいたいそんなもんかと」というくらいのものでしたら注意が必要です。
なぜなら、家を建てるための土地ですから、総予算があるからです。
総予算とは、自己資金、親などからの援助、そして住宅ローン。大きくはこの3つをたしたものです。それで土地と家と諸費用を払わなければなりません。
もし総予算が2500万円であれば、800万円の土地を買ったら家と諸経費の予算は1700万円になります。
もし総予算が4000万円であれば、1200万円の土地を買って、家と諸経費の予算は2800万円になります。
家の予算が安いのがダメ、高い土地がダメ、ということではなくって、ご家族それぞれの総予算におうじて土地のかける予算が変わるということなんです。
つまり、一番最初にお金のことを計画しましょうね。
②希望するエリアはどこ?
希望するエリアはどこですか?
「子どもの校区(小学校)が〇〇校区がいい。」
「親の住んでいるところ〇〇に近いところで。」
「駅が近いほうがいい。」
など。
さて、ここで一つ質問ですが、その土地に住むのは何年間くらいを想定していますか?
・・・
多くの人が、自分の人生が終える歳くらいまでを想定しているのではないでしょうか?
あなたが30歳で土地を買ったとします。そうしますと、50年住むことになるかもしれません。
その中で、子どもが小学校に行く年数はというと6年間です。兄弟がいても10年そこそこそこのことかもしれません。
もしかしたら残りの40年はその校区にある土地というのが全く意味を持たないということも考えられるのです。
さらに、もっとひいて考えてみてみると、あなたのお勤めが65歳で定年としましょう。ということは10~20年間を第二の人生としてそこに住み暮らすことにもなるのです。もしかしたら、その土地では高齢になった自分にとって住みづらい環境になっているかもしれません。
つまり、長い人生の長い期間を住み暮らす土地です。
今の家族環境だけを考えて土地を選ばないということも考えない視点も大事です。
今がいいから未来がいいとは限りません。逆に未来ばかり考えてもなかなか予想しきれないこともあるかと思います。
小学校の校区のことは無視しろとかそういうことを言ってるのではありません。一度長い目でいろいろと考えてみるということが大事なんじゃないかな~と。
③土地の広さは?
家を建てるには何坪の土地が必要だと思いますか?
Aさんは「土地は20坪もあれば十分です。30坪も大き過ぎるね。」
Bさんは「土地は60坪は最低欲しいです。50坪ではせま過ぎるね。」
と言います。
なぜこれほどまでに意見が違うのか?
それはAさんは東京の都心の方で、Bさんは福井県敦賀市の方だから。
東京では土地の価格が高い、そして土地が余っていないので、20坪の土地に家を建てることも多いし、地方の敦賀市では60坪以上の区画で販売されているケースもたくさん。
しかし、福井県に住んだ方が幸せで、東京に住んだ方が損をしているというわけではないですよね。
土地の広さはあくまで地域性はありますが、「土地が50坪しかないからいい家ができない」というわけではないんです。
地方においては、特に親ごさんから言われるかもしれませんが、「50坪以下の狭い土地では満足いく家ができない」という固定概念は一度取り払ってもらうと、より自分たちにとって良い土地に出会うのかもしれませんね。
なぜならみんなと同じ大きさの土地に、みんなと同じような家の広さに住むことが必ずしも幸せな生活につながるわけではありませんので。
④いつまでに買いますか?
希望の土地というのはすぐ見つかる場合もあれば、なかなか見つからない場合もあります。
なかなか見つからないからと言って、何年かけてでも・・・と、長い期間探すからいい土地に巡り会うとは限りません。
なぜなら、あなたが普段の生活をしながら毎日土地情報をチェックし、不動産屋さんと連絡をひんぱんにとることはまず無いですもんね。つまり、たいてい「だれて」しまうもんです。
しかも不動産屋さんも悲しいかな、あなたのためだけに土地を探しているわけではなく、広く声をかけています。一度相談しただけで、1年後にあなたの理想の土地が出てきてもあなたに連絡する可能性は低いかもしれません。
つまり、長い期間探すからいい土地が見つかるというわけでもないんです。
しかも、家を建てて家族で幸せに暮らすために土地を買うわけですから、土地を買うのはいつでもいいというもんでもないですよね。
実質、土地を買ってから家を建てて住み始めるまで、短くて半年、長くて1年かかる場合もあります。
その家でいつから住み始めたいか?から逆算して、いつまでに土地を決めようという「目標」も大事だと思うんですよね~。
⑤購入する前のチェック事項
だいたい土地というのは土地の売買価格だけでは買えません。どんなお金がかかるのか?ということもある程度知っておいてもらいといいですね。
・仲介手数料が必要か?(不動産屋さんに仲介してもらう場合は発生します)
・諸費用は必ず必要(登記・税金)
・上水、下水の引き込みはされているか?されていないと費用が発生
・下水が無ければ浄化槽が必要
・地盤の耐力が足りなければ地盤改良
・土地の境界は確定しているか
・ややこしい法規制がないか
・土地の高低差はついていないか
・現況は宅地かどうか。農地なら宅地に変更可能かどうか
・埋蔵文化財の指定地域ではないか
など。
細かく言うとここまでいろんな内容により、追加費用がかかる可能性があるわけですね。
と、説明はしましたが、これらを素人であるあなたが全て把握するのは難しいこと。
だからあまり把握しなくていいです。笑
なぜなら、ぼくみたいな家づくりの専門家にアドバイスをもらえばいいことなので。土地を買うあなたの立場に立ってアドバイスをしてもらうといいですね!
最後に
だいぶ長いブログになりましたがいかがでしたか?
ぼく的にはここらへんをまずは知った上で土地探しをすれば、予備知識としてはバッチリではないかなぁ~と思っています。
あなたがいい土地と巡り会うことを願っています。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
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~今日の体重=83.4kg(-0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。