クローゼットはウォークでインするかウォークでインしないか
ウォークインクローゼット
みなさん憧れのウォークインクローゼット。
一昔前から新築する家の多くで採用されています。
最近では1階に配置して、家族全員のクローゼットにした『ファミリークローク』が人気です。
洗濯⇒物干しした後に片付けをしやすいですからね。
ウォークでインするクローゼット
ちなみにウォークインクローゼットとはその名のとおり、「ウォーク(歩いて)でイン(入れる)できるクローゼット」です。(そのまんまですね。笑)
歩いて入れるから部屋からは収納したものが見えなくて、部屋の中はスッキリとなります。
さらにはウォークスルークローゼットというものもあり、これもその名の通り「ウォーク(歩いて)でスルー(通り抜けられる)できるクローゼット」です。(そのまんまですね。笑)
これは動線が格段によくなりますし、とても便利です。
注意点としては出入り口がある分壁面が減る=収納量が減りますので、動線を増やせばいいってなもんでもないです。
ウォークでインするメリット
しかもウォークインクローゼットにはいると、ハンガーをかけられたり、何段かのシェルフを設置したり、大きめの荷物も入れられるし。
鏡を置けばウォークインクローゼットの中でコーディネートができたりしますしね。
言い方を変えれば、衣裳部屋・身支度室と、そんなニュアンスの部屋にもなりますので、やっぱり人気ですね~。
ウォークでインするのデメリット
しかしデメリットもあります。
それは、家の貴重な床面積のうち、その歩く通路分のスペースが取られてしまうということ。
他にもせっかくウォークインクローゼットということで大きなスペースをとったけど、ものがどんどんあふれてきて通路にものを置いちゃう・・・はたまた奥にあるものは永久に眠ったまま・・・ということになる恐れもありますよね。
そして、そんな収納の肥やしのために、住宅ローンを支払っているだなんてことは避けたいもんです。
ウォークでインしないクローゼットも見直したい
だったら、ウォークインクローゼットじゃなくて普通のクローゼットにしたほうがスペース的に効率よく収納できる・・・という考え方もできるわけです。
こういうクローゼットには歩いて入ることができないけど、通路に物を置いてしまう・・・だなんてことはなくなりますからね。
体が入らない代わりに、服や荷物をパンパンに詰めてもOKなスペースになりますね。
最後に
しかし、そんなこと言ってもうまく使えばウォークインクローゼットは便利なもの。
だからこそやっぱり「収納はどう使うか?」が重要になってくるわけですよね。
ですので、このウォークインクローゼットがとにかくあればいい!じゃなくて、どう使うか?をちゃんとあらかじめ計画しておきましょうね~~~。
~今日の体重=90.4㎏(+0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。