子どものために・・・よりも自分たちのための家づくりを
「子どものために・・・」
家づくりをする理由の一つに「子どものために・・・」というのがありますよね。
お子さんの豊かな成長のために・・・と思うのは親心というもの。
しかし、子どものためにと考えたことでも必ずしも子どものためにならないことがあるというのも人生というもの。
「いい部屋をあてがってやりたい」
最近では少数派にはなりましたが
「いい部屋をあてがってやりたい」
「できれば広く。最低でも6帖で、日当たりもよくって、快適な・・・」
というご意見もあります。
しかし子どもも思春期になってくると、
広くて快適で、さらにはカギがかかって、TV見放題の、なるべく親と顔を合わせない部屋のほうが嬉しいものです。
子どもが欲しい、子どもが望むことが「それが本当にわが子のためになるか?」というのを考えたら、いい部屋をあてがうことじゃないかもしれないですよね。
「子どもが引き継げるような家を」
また、かなり昔の感覚では家そして土地というのは引き継ぐものでした。
今ではほとんど聞きませんが、「子どもも引き継いで住めるような家を」というご意見もあったりするかもしれません。
永く安心して住める家にする事は大事ですが、50年・・・さらにはもっと100年と住める家というのは子どもが望むことなのでしょうか。
自分が子どもの立場で、自分の親がそう思っていたらどうですか?ぼくならしんどいです。笑
今から20〜30年後、子どもがどこで働いてどこに誰とどこに住むかなんて自由ですからね。
自分たちに集中する
人生も家づくりもそうですが、自分の子どもとは言え「他者を軸」に考えているとしんどくなったりします。
なんせ思い通りにならないですからね。
子どもが健やかに成長してもらいたいという願いはごもっともですが、それを通して自分の人生を豊かにすることが一番大事だったりします。
そうやって自分の人生に集中して充実した親の背中を見ている方が子どもも嬉しかったりしますしね。
最後に
家づくりというタイミングでは、なにかといろんなことを考えるからこそ、最終的には自分たち、そして自分にフォーカスをあてた家づくりをすることが最もうまくいくんだろうな~って感じています。
あなたの家づくりがうまくいくことを願っております!
~今日の体重=90.4㎏(+0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。