時代と共に変わりゆく間取りのトレンド8選
間取りのトレンド
家を建てる(注文住宅を建てる)のに大きなメリットというのは「間取りを自由にすることができる」ことですね。
今の住まいの不満を解決することができますし、あぁこんな考え方もあったのか!ということもあるでしょう。
そして流行りすたりというのはどの業界でもあるように、こと家の間取りにおいても流行りすたりというのはあります。
そういった間取りのトレンドをここ最近はどんなものがあるのか?をまとめてみます。
①室内干しできる部屋を設ける
今や2階バルコニーで物干しするという間取りはほとんど無くなりました。10年前ではそれこそよくある間取りだったのですが。
またサンルーム(外付けのアルミ製のもの)をつけるのもかなり減っています。
今では室内干しする前提の間取りが人気です。
このようにしてランドリールームを設けることもありますし、脱衣室とあわせた脱衣ランドリールームを設けることも多いです。
②洗面と脱衣を分ける
昨日のブログでも書きましたが、洗面と脱衣を分ける間取りもまさに最近流行っています。
インスタでアンケートを取ったところ
・洗面と脱衣をわけたい:87%
・洗面と脱衣をわけたくない:4%
・迷う:9%
となりました。脱衣スペースで水を使いたい、水を流したいという時に洗面があると便利かな・・・っていうくらいで、やっぱり脱衣室と洗面は分けたいというのが圧倒的意見でしょうか。。。
③ファミリークロークで家族みんなの衣装部屋にする
ファミリークロークを設けたいとなってきたのもここ数年の話です。
数年前までは各部屋にクローゼットがあたりまえでしたが、家族全員の衣装部屋というイメージですね。
なんなら1階に。そしてなんならランドリールームの隣に・・・。という感じでしょうか。
④勝手口を無しにする
勝手口も前までは無いと怒られるくらいでしたが、ここ数年でめっきり勝手口をつける間取りが減りました。
勝手口をそもそも使わない・・・というのが大きな理由ですかね。
明確に勝手口を使う理由が無く、なんとなく勝手口をつけた、勝手口あるのが当たり前だと思っていた・・・ということであれば、結局使わなくなる傾向があるようです。
⑤玄関入ってすぐ手洗いできるようにする
これはまさにコロナになってから多くなった間取りです。
メインの洗面台とはまた別に、家に帰ってきたらすぐ手を洗えるようにする間取りですね。
トイレと洗面台の2つ設けるのはよくありましたが、トイレとは別に洗面台を2つ設けるというのはコロナがあってからかな~と。
⑥スタディカウンター(お子さんの勉強、テレワーク)をつける
リビングにスタディカウンターを設けるのもここ数年特に増えてきました。
子ども部屋で勉強せずに、リビングで勉強する子が増えてきた・・・というのもありますし、書斎のようにもっと個室っぽくして「テレワーク」しやすいような間取りもあります。
(※ただ、福井県敦賀市あたりではテレワークする人はかなり少数派なのでその理由で設置することは稀です)
⑦床面積の小さい家にする
建築コストがあがっている中、10年前は40坪の家もあたりまえのようにありましたが、今では35坪もあれば大きな家って感じです。
うちでは30坪前後の3LDKの家にするっていうのが多くなっていますし、25坪前後で中身の濃くてなおかつコストダウンできたおうちもおススメしています。
とにかく、総じて床面積が小さい家がトレンドということになりますでしょうか。
⑧様々なキッチンのスタイルにする
昔は主流だった壁付けキッチンも対面キッチンが主流となり。
そこからこれまでオープンキッチン、アイランドキッチンというものも人気ですが、ここ最近は2つに分かれたキッチンも人気急上昇中です。
こちらはグラフテクトのII型(2列型)キッチンです。
最後に
ということで、今トレンドになっている間取りをご紹介しました。
ただここでひとつご注意いただいたいのが、トレンドということは数年後はまた違ったトレンドがあることでしょう。汗
あまり今のトレンドだからということで乗っかりすぎないというのも大事ですね。
~今日の体重=90.0㎏(-0.4)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。