健康状態が悪かったり持病のせいで住宅ローンを借りられないことも…
団体信用生命保険
みなさん
「だんしんってご存じですか?」
いきなり質問してアレでしたが、いわゆるひとつの、だんしん=団信とは「団体信用生命保険」のことですが、ご存じでしょうか?という話です。
団体信用生命保険とは
団体信用生命保険とは生命保険のようなもので、住宅ローンを借りた人(加入者)が万が一お亡くなりになった時などに、ローンの残高をチャラにしてくれるというものです。
これによって、残されたご家族は住宅ローンの支払いをしなくてもその家に住み続けられますし、お金を貸している金融機関も支払い能力が下がったであろうご家族から住宅ローンの支払いをしてもらわなくていい・・・というメリットが双方にあるんですね。
健康状態が悪い・持病がある方は要注意
民間の金融機関では、基本的に団体信用生命保険に加入できないと住宅ローンを借り入れできないことになっています。
生命保険に加入できない≒健康状態が悪かったり、持病があったりする
場合は、住宅ローンを借り入れできないこともあるということなんです。
だから若いうちに家を建てたほうがいいということもあるっちゃああるんですね。
団信にも種類があります
そして団信にもいろんな種類がありますので、それを選ぶことになります。
種類としては、一般の団体信用生命保険、三大疾病保障付団体信用生命保険、八大疾病保障付団体信用生命保険などが挙げられます。
おおまかにいいますが、三大疾病は「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」で所定の状態になったもの。
さらに、八大疾病は三大疾病は「がん、脳卒中、急性心筋梗塞」と五疾患「糖尿病、高血圧性疾患、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎臓病」をさします。
借り入れ条件はいろいろと変わる
当然ですが、保障が広範囲の八大疾病保障付のほうがいいに決まってますが、借り入れの条件も変わるのが一般的です。
そりゃそうですよね~保障があればあるほどそりゃ費用かかるって話ですよね~。笑
ただ、金利上乗せとかそもそも金利に含む商品設定とかいろいろ金融機関で違うので、金利だけじゃなくて団信の保障内容や条件も加味して選ぶことが大事になってきますね~~。
最後に
団信について不安になった・・・という方は、フラット35といった住宅金融支援機構の住宅ローンであれば団信は必要ではないので、住宅ローンの借り入れができないとうことではありません。
フラット35+民間の生命保険(持病があっても入りやすい保険の引受基準緩和型や無選択・無告知型もありますし…)といったといった形で住宅ローンを借りるという手もありますので。
そんなこんなで、団信について語ってきましたが、家を建てるタイミングというのはいろんな判断が絡み合うもんですね~。
家づくりをされるお客さまはそんな山を乗り越えて決断された方ばかりなので、ぼくも精一杯応援、サポートさせていただきます!
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。