物干しを室内でする方法あれこれまとめ
洗濯物を干す
一昔前は、洗濯物を干すといったら、外で干すのがあたりまえでした。
庭で干すか、バルコニーなどで干すこということで、相場が決まっていました。
しかし物干しのやり方が変わってきていて、今では室内干しすることが前提の間取りがほとんどとなっています。
なぜなのでしょうか?
室内干しする理由
その理由はさまざまですが、
・共働きで家を空ける時間が長い=つまり雨が降ってきて洗濯物を取り入れることができない
・花粉・大気汚染などで外に干すのに抵抗がある
・塀や植栽などの外回りの目隠しを無くしている家だと、外で干すと丸見えになる
・北陸地方は冬場は特に雨が多い
・・・ということなどが考えられます。
ここからは室内干しするやり方で代表的なものをいくつかご紹介します。
サンルーム
いわゆるサンルームと言われるような家の外に付け足したかたちのガラスで囲われた部屋。
ベランダに窓がついているという感じでしょうか。
天井からも太陽光が入り、窓もあけられるなど、物干しに特化したつくりになってます。
デメリットとしては、工夫をしないと外観上見た目を損なうおそれがあるということ。
そして冬場は寒すぎてあまり乾かないという時も・・・。
リビングなどに部屋干し
お金をかけずに、雨にぬれないように・・・となると、予想通りでしょうがたんじゅんに部屋干しです。
リビングとか和室とかに干すというイメージ。
お天気は気にしなくていいし、外から見えませんし。
ただ、これにはデメリットもあります。
部屋の湿度が上がりすぎてしまうのと、生活の中で洗濯物が常に見えてしまうということ。。。さすがに生活感が出過ぎますね・・・。
浴室乾燥機
浴室では暖房換気扇をつけることもできます。
これは冬場の寒さ対策もありますが、浴室の中に物干しもできるようにもなります。
でもこれにもデメリットがあります。
それは、暖房換気扇の電気代がかかるというのと、お風呂に入る時間をさけて物干ししないといけないこと。
朝シャワーをあびようと思ってたら、洗濯物がかかっていた・・・というのは、「いぃぃぃ~~」ってなりますよね。笑
電気乾燥機
洗濯ものの全てを乾燥機で乾かすというやり方もあります。(アメリカなんかは主流だそうですよ。)
ドラム式の洗濯乾燥機なんかは便利ですしね。スイッチ一つで完結します。
ただ、デメリットはやっぱり電気代がかかることと、時間がけっこうかかったりもします。
電気代があがっている昨今、なんだかもったいないな・・・という感覚があるのではないでしょうか?
乾太くん(ガス乾燥機)
そんな電気乾燥機のライバルなのがガス乾燥機の「乾太くん」です。
かなりスピーディーに安価にふわっふわに乾かしてくれるので、設置した方はみなさん大絶賛。
コインランドリーのクオリティが家に!という声もあるほど。
しかしオール電化住宅だと、ガス乾燥機のためだけにガス契約をしないといけないことになります。都市ガスならまだしもプロパンガスだとコストもかかりますしねぇ・・・。
ランドリールーム(ランドリースペース)
これらのデメリットも考えて、今、人気ナンバーワンなのが、「ランドリールーム(ランドリースペース)」です。
このような感じの狭いスペースですが、物干し専用スペースという立ち位置です。
・広さは1坪(2帖)もあればじゅうぶん
・洗濯機からの動線をよくして、家事効率アップさせたい
・換気扇をつけるのは必須。家電で除湿してもぜんぜんよい。
・窓は開けっ放しにしておきやすい構造のものを選ぶ
・干しっぱなしにしても第三者の目につきにくい
といったところがメリットですね。
そしてこちらも面積増によるコストアップの要因になることもあるので、なんなら写真のように脱衣室の脇に物干し専用スペースを設けてもOKですね。
最後に
ということで、室内干しにもいろんなやり方があるということがお分かりになったことと思います。
共働きか?洗濯物が多いのか?どこまで重要視したいか?などご家族の生活スタイルにもよりますので、家をうまくつかいこなして、気持ちよい暮らしを実現してくださいね~。
~今日の体重=92.0㎏(‐0.2)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。