子ども部屋を敢えて1階に配置する理由

子ども部屋は2階にあるものだ

子ども部屋というものは2階にあるものだというイメージがあり、実際に2階にあることが多いですよね。

うちでも2階に配置することがほとんどです。

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↑2階にある子ども部屋

ただ、2階に子ども部屋があると幼い頃はあまり使われずに空き部屋状態が長期化しがちです。

 

2階の子ども部屋があまり使われない理由

なぜかというと…

・上下に物を持ち運びするのが面倒くさい

・幼い頃は親の気配を感じない個室で過ごすことをほぼしない(思春期は嬉しいでしょうが。笑)

・そもそも遊ぶのもリビング、寝るのも親と一緒

なので、子どもが0~10歳の10年はほぼ使われない部屋になるということはよくあること。

 

1階のLDKに物が散乱・・・

その結果、子供たちの荷物が1階のLDKに散乱することになっている方も多いかもしれません。

おもちゃはリビングに・・・

ランドセルとプリントなどはダイニングに・・・

上着や帽子はソファーの上に・・・

と。汗

しかしここで、一旦考えてもらいたいのが子ども部屋を1階にもっていく案。2階にあるもんだという当たり前を一旦取り払えれば、メリットもあるので以下に3つお伝えしますね~。

 

メリット①リビングが散らかりにくい

1階に子ども部屋をつくれば、荷物を子ども部屋に置きやすくなります。リビングやダイニングやソファーの上から余分な荷物が減ることでいつもスッキリします。

さらにはリビングの横に子ども部屋を配置すれば、子ども部屋が子ども用の収納になり、大きく言うとリビングの収納になるという意味合いにもなります。

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↑リビングの隣に子ども部屋を配置しています。

 

メリット②あまり使わない部屋をなくすことができる

また、親御さんが泊まりに来た時を考えて1階に和室を設けることがあります。

しかし、リビングの続き間の和室はまだ使われたりするもんですが、個別に設けられた和室はほぼ使われなかったりもします。

その点、子ども部屋が1階にあれば親御さんが泊まりに来た時に泊まってもらえますし、ナイスアイデアだったりしませんか?

親御さんは子どもが小さい頃(=子ども部屋を使わない時期)は泊まりにくるし、子どもが大きくなる頃(=子ども部屋を使う時期)はさほど泊まりにこなくなったりもしますしね・・・。

さらにはそもそもホテルに泊まってもらったほうが両者にとっていいかもという意見もありますが・・・。(すこし脱線しましたが)

 

メリット③老後の暮らしのための増築・リフォームをしなくて済む

そして、そもそも家づくりで大事なことは長い目で見るということ。何十年後の老後もずっとこの家で過ごす可能性があるということです。

老後に1階で寝る部屋がなかったり収納が少なかったとしたら、2階の部屋への上下移動を無くすために老後用の部屋をリフォームしなければなりませんし、最悪その部屋分を増築だなんてことも・・・。

しかし1階に子供部屋があればそこを寝室にするができます。

 

最後に

ということをお伝えしてきましたが、1階に子ども部屋を配置すべきだ!と主張しているわけではありません。汗

元々1階には配置したい部屋が多い(玄関、LDK、水回り、収納はもちろんのこと、最近は主寝室を1階に持ってくることも多いです)ので、2階に子ども部屋を配置する(配置せざるを得ない)間取りが多いんです。

なので、今度も子ども部屋を1階に配置するのは少数派かもしれません。

でも、ここでぼくが言いたいのは、家づくりでは知らず知らずの間に縛られてしまっている固定概念が数多く存在するということ。

だからこそ固定概念を一旦外して考えてみるのもいいですよね~~~!

 

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。