平屋の家が2階建ての家よりも高くなる理由と、安くもなる理由
昨日、台湾料理(萬来)で四川麻婆豆腐を食べて汗だくになったので、痩せたかと思ったらやっぱり今朝太っていた福井県敦賀市の建築会社あめりか屋失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
今月、敦賀市内で平屋の家を着工します。楽しみです。
平屋の家というのは、見た目・動線などいいところがたくさんありますし、条件があえばご提案させていただくことがあります。
↑あめりか屋建築例「二人で暮らす快適な家」
しかし、それと同時にみなさんが心配するのが『平屋の家って建築費用が高くなるんですよね~』ということ。
う~ん、困っちゃいますよね。でもそれって本当なんでしょうか?その高くなると言われる理由を考えてみましょう。
屋根と基礎が倍の面積になるから
たとえば家の大きさが同じ家でも、平屋の場合は総2階建ての場合と比べて、単純に考えると、屋根と基礎が倍の面積になります。
↑平屋の基礎は大きくなりがちです。
平屋でも2階建てでも、基礎や屋根の仕様は変わりません。つまり面積が2倍になるというだけで、建築費用に結構加算されるんですね。
他にもハウスメーカーさんだと規格外になるとかそういうので割高になるとかそんなこともあるみたいですけど、あめりか屋ではそれは関係ありませんので、この基礎と屋根が主な理由です。
では、平屋はその分全て割高な家になってしまうのでしょうか?
階段がなくなる
平屋ですから単純に階段がなくなります。階段がなくなるのでそれに付随するホールという空間もなくなります。その面積はだいたい4坪ほどとしても、その分の面積が省略されますよね。
かんたんに坪50万円減と考えたら×4で、200万円の削減になるという風にも考えられますね。
リフォーム費用をおさえられる
数年後の外壁をなおすとしても平屋の場合は足場が低くすみます。足場の費用が安くなるということもあるんですね。
また、老後に2階の寝室を1階にするためのリフォームということも、そもそも平屋の場合は発生しませんよね。
つまりそういうことを考えてみれば、リフォームの費用を抑えられるかもしれないということが言えるんです。
まとめ
ということで、平屋だから必ずしも高くついてしまうというわけではないんですね。
平屋のほうが階段が無くなるなどのおかげで、総面積的に小さくなって、そして屋根と基礎の分費用が加算されるので、総予算は大して変わらないというイメージでしょうか。(ただ坪単価は平屋の方が高くなりますね)
ですから費用面よりも土地の条件、環境、住まい方、デザインなどいろんな側面から平屋にするかどうかを考えてもらうといいんじゃないでしょうか?
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございます^^
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※ 平屋の建築例:景色を楽しむ家 ,お友達が集まる大きなリビングのある小さな家 ,N邸(島田陽建築設計事務所)
blog⇒敦賀市の工務店で注文住宅の新築・リフォームするならあめりか屋篠原秀和のブログ
~今日の体重=82.0kg(+0.5)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。