地震に強い家にするための8つのポイント

今日は会社は休みですが、お天気も良くって現場は動いていくれてるし、ぼくはお昼からお客さまとお打ち合わせ。さぁ~楽しくいきましょうね~^^

 

今日は耐震とかそういうことについて。

せっかく家を建てるんだったら、もちろん地震に強い家にしたいですよね?そんな地震に強い家にするために心得たいポイントをかんたんにまとめてみます。

なんせぼくは大学卒業したての頃、熊谷組というゼネコンで構造設計(耐震設計も)していたのでそこらへんは一味違いますよ~笑。その頃の様子は以前のぼくのブログ

ぼくってこんな感じで働いてきました~大阪編~篠原秀和自己紹介

をごらんください。(あ、耐震の詳しい話とかありませんけどね。笑)

 

1,地震力は重さに比例する

地震力(地震が起きて家を揺らそうとする力)は、高さとか大きさではなく、重さに比例しています。というわけで単純にいうと、家の重さを軽くしてあげると地震力が減るのでいいよねという理論なわけです。たとえば、屋根を瓦じゃなくてガルバリウム鋼板に、外壁をモルタル塗りじゃなくて、乾式工法に、とかそういう感じで言われます・・・けど、実は、瓦でもモルタル塗りでもぜんぜん耐震性能は担保できますけどねっ笑

 

2,建築基準法は最低限の基準

そもそも建築基準法というのは最低限の法律です。最低これくらいは守ってくださいよ~というイメージ。だから目安として建築基準法の1.25倍、1.5倍にしよう!というのが目標とされているんですよ。

 

3,耐力壁(筋交い)が肝心

もっとも流通している木造軸組工法(あめりか屋もコレ)ですと、耐震性能アップのためには耐力壁(筋交い)が、地震時に活躍してくれます。横揺れを抑えてくれるんですね。だからこの筋交いをちゃんと入れて、金物で的確に補強して・・・というのが肝心なんですね~。

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↑金物ってこんなやつ

 

4.バランスが大事

ただ、筋交いを入れれるだけ入れたらいいか?というのも違うんですね。バランスよく配置しないと、家がねじれたりする原因になったりも。柱の間隔や、家の重心を考えたり、窓の位置などをうまいことしたりするという構造的なバランスが大事なんですよね。

 

5.地盤が大事

なんといっても地盤が大事っていいますよね。家庭も、会社も地盤が大事とか言いますし。

 

6.施工をちゃんとしましょう

設計で完璧な耐震設計をしていても、施工ミスがあってそれをごまかしたりしていると、全然ダメなわけです。現場でちゃんと施工することが大前提なわけです。

 

7.〇〇工法じゃないと地震に弱い家?

特許を取っている〇〇工法とかそういうのよく目にしますよね?その〇〇工法などは、それはそれで優れた工法ではありますが、それじゃないと地震に弱い家になる・・・というわけではありません。あくまでここで書いたポイントを適正に抑えていたらぜんぜん問題ありません。

 

8,まとめ

なんだかんだ言ってきましたけど、なんだかんだ言ってきましたけど・・・

屋根を瓦にしたって、〇〇工法じゃなくっても、ポイントをおさえる設計をしていて、ちゃ~んと現場で施工していたら・・・

けっきょくは・・・

だいじょうぶだぁ~~~~

daijoubuda

です。ご安心してくださいだぁ~~よぉ~~~。(ぼくは志村けん大好きです。笑)

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^

otoiawase siryouseikyu

敦賀で注文住宅新築・リフォームならあめりか屋

今日の体重=81.4kg(-1.4)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。