ぜん息はもしかしたら家(住環境)で治るかもしれません

昨日焼肉を食べて、今まで好きな食べ物に焼肉は入れてませんでしたが、やっぱり焼肉も追加しようじゃありませんか!と思った篠原秀和です。今日もはりきっていきましょう。

 

ぜん息のお子さんをお持ちのお母さんへ

ぼくのお友だちで小さいお子さん(保育園)を持つママさんがいます。少し前の話ですが、彼女のお子さんはぜん息がひどくて通院していたそうです。

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「かわいそうに・・・」という話をしていたんですね。

そしてまた別の日に何気ない会話の中で、彼女がご主人の仕事の都合で家を引っ越すという話になりました。

そこでぼくはピン!ときて、こんなようなことを言いました。

「もしかしたらお子さんのぜん息が治るかもしれないよ。」

・・・聞くところによると、今まで住んでいたところは、湿気が多い環境だったそうです。結露はバンバンできるし、カビもすぐはえたりしていたとか。もしかしたらお子さんのぜん息の原因の一つに、その湿気・カビがあるのでは?と思ったのです。

そして、新しいお家(中古+リフォーム)に引っ越したら、湿気の問題が減って、なんとお子さんのぜん息が治ったそうです!(これは実話です)

ぜん息が治った理由としてはもちろんいろいろあることでしょうが、住環境の改善というのは一つ確実にありますよね。

 

自然素材じゃないといけないわけではない

そして湿気の問題などでよく出てくるのが、自然素材を使った内装にするといいよね!という話。

珪藻土(けいそうど)などの自然素材と言われる材料は、「調湿機能」をもっています。かんたんにいうと壁・天井に珪藻土を塗る仕上げにしておくと、湿度が多い時には湿気を吸ってくれて、湿度が少ない時には湿気を出すといった感じです。中には自然素材じゃないと不健康だ!と言い切るかたもいらっしゃるようです。

しかし今回の家の内装は壁・天井ともにクロスです。(リフォームしてクロスを張り替えたとのこと。)それでもぜん息は治ったわけです。

つまり自然素材じゃないといけないというわけではないってことですよね。普通にクロスを使った家でも元気に健康で暮らすことは十分可能なんです。

 

ぜん息が治った要因

今回のぜん息が治った要因としてはジメジメしなくなったということでしょうが、家のつくり的なことを考えると、

・断熱性が向上して結露しなくなった

・基礎の高さが高いので床下の換気がしっかりされている

・地域的に湿気がそれほど多くない地域

・日当たりがいいのでジメジメしない

・・・などのことが考えられます。

家の構造、環境でずいぶん変わるわけです。

 

やっぱり換気が大事やね

そして一番大事なのが換気です。せっかく調湿機能がある材料を使っていても、せっかく湿気がこもらないような構造になっていたとしても、換気が行き届かないと空気は汚れますし湿気もこもります。

最近のお家は高気密になっています。昔の家はいわゆるひとつのすきま風があって、自然と換気できていたわけです。しかし、今の家は断熱性能向上のために気密性を高くしています。つまりほっといても換気はしてくれないので、人力・機械で換気をすることが必要になっているんですね。

そこらへんの換気計画、人力での換気などを意識して暮らすということがやっぱり大事です。

 

そんなこんなで、家(住環境)が変われば、お子さんのぜん息も治るかもしれませんよ~。って話でした。

 

 

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
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今日の体重=81.8kg(+0.3)~


篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。