間取りの要望って最初は間取図をしっかり伝えずふわっとね
自分で間取り図を書いてみる
さて、うちもいよいよマイホームを建てよう!となると、インスタやピンタレストで画像をチェックしてみたり、モデルハウスに行ったりして、あんなのが好き、こんなのがカッコいい、はたまたそんなのがステキ・・・といった感じになってとても楽しいですよね。
ただ注文住宅は基本的にはそのご家族のオーダーメイドですので、デザインや間取りなどは様々。
様々だからこそ、家づくりのことを調べるうちに、人によっては「間取り図を自分で書いた」という方もたまにいらっしゃいます。
自分で間取り図を書くのって楽しいことですしね。
いいんですけど注意が必要
ただ、自分で書いた間取り図を最初の打ち合わせで住宅会社に見せるのには注意が必要です。
なぜかというと、最初にそれを見た住宅会社の人はその間取り図ありきで考えてしまい、その間取り図から離れられなくなってしまうことがあるからです。
設計する人がマジメな人、経験が浅い人であればあるほどそういう傾向はあるかもしれませんからねぇ。汗
平面を立体的に
間取り図というのはいわゆるひとつの平面図です。
家というのは、平面だけ考えてもうまくいきません。平面を書くと同時に立体的に考えて、日当たり・風とおり・視線の抜け・空間を考えることが大事です。
しかも専門的な法律や、寸法的なおさまりなどをうまく調和していって初めていい図面になっていくんですね~。
ですので、自分が書いた間取り図ありきになってしまわないほうが、結果的にプラスアルファの設計が生み出されるし、そのほうがいい場合が多いんですよね。(よほどしっかりと間取り図を書ける場合は別ですが)
もし最初に間取り図を見せるにしても、その間取り図のどこを大切にしたいのか?どんなイメージが好きなのか?ということを伝えることに注力してもらったほうがいいかもしれませんね~。
2回目以降に具体的になってくる
一旦図面を提案してもらえば、プロが書いた間取り図がベースになってきます。
その図面を見ると具体的に間取りをああしたい、こうしたいというアイデアは自然と生まれてきますし、そういうことを考ええるのも楽しいですからねぇ。
ということで、2回目以降に具体的になってくるので、まず最初は間取りのイメージを伝えるようにするといいのではないでしょうか。
かんたんに伝えてくださいね
なにも最初にイメージを伝えるっていうのはなにも難しく考えないでくださいね。
言葉で「明るくて外とつながるリビング」とかそういう雰囲気を漠然と伝えるようにしてもらえば大丈夫ですし、なんなら「ええ感じにしてほしい」というのでも大丈夫です。笑
とにかく最初のうちは間取り図を自分で書くのもぜんぜん素晴らしいことですが、『間取図を、しっかり伝えず、ふわっとね』という五・七・五イズムでOKです。笑
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~今日の体重=86.4(-0.7)~
篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
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