家を建ててる最中で起こったトラブルの対処法
こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。
株式会社あめりか屋http://www.amerikaya-arc.com/
先日、遠方に住む友人から久しぶりにLINEで連絡がありました。
敦賀から遠く離れた地で、某有名ハウスメーカーで家を建てている最中のようで、ぼくにその相談をしたかったみたいです。(ブログに書いてもいいって言われたので書いてみます)
というのも、木造の土台の部分に不具合があるんじゃないか?という相談でした。写真を2つもらいましたので、アップにしてみますね。
一つ目は組み合わせが悪いというところ。土台の材質は同じ?かと思いますが刻み加工がしっかりできておらず、ちゃんとかみあわさってませんね。
二つ目は節がかなり大きいというところ。この木材の樹種はよくわかりません…が、死に節でしょうか?かなり大きいですね。防腐防蟻処理はしてありますですかね? たぶん大丈夫でしょうけど、なんだか不安になるくらいの大きさです。
これを建て主であるぼくの友人は、「素人目で見てもありえん!と思った」そうで、ぼくに相談してきたんです。
そして彼が心配しているところは、「このような土台って、建物の構造に影響したりするの?」「古くなったら破損しやすい?」「白蟻にやられやすい?」というところ。
見た目で不安になりそうなもんですからね。
ぼくの答えは・・・
「うちなら間違えなく取り換えるね。これにその会社が気づいているのかどうなのか知らないけど、それはなおしてもらうよう話してみたら?
これらは構造的に最悪な欠陥!というまでもいかなそうだから過度に心配しくてもいいだろうけど、これからも工事は続くし、仕上げ以外はできてから見えないものばかりだから、なおしたりするのは手間だしこのままでいいだろうというのは良くないんじゃないかな。
ミスがあったらそれを挽回してもらうのも大事なことだし。」
と伝えました。
友達は、その会社さんと話をして、結局は「その問題の土台を交換してもらう」ことで話がついたそうです。
ただ、
「現場監督は、何を聞いても勉強不足で分からんとかいうし、営業は口先だけでごまかそうとするし、あまりレベルの高い会社ではなさそうだ。」
と不信感が募ったようでした・・・。
そのハウスメーカー側の立場にたつと、
ミスはあったとしてもそこからの挽回次第で、お客さまからの信頼度は変わると思うんですよね。何を聞いても分からんとか、ごまかそうとかしてるのがバレてたら、そりゃ駄目ですよね。作業は人間がやることですからミスもあることも時にはあるかと思いますが、そんなときこそ誠実に対応しなきゃダメだなぁ~って、改めて思わせられました。
建て主側の友達の立場にたつと、
家を建てていて、ハウスメーカーさんと揉めたり、不信感がつのる・・・だなんてことは結構あるようです。そんなときは、しっかりとその会社さんから説明をしてもらって、納得いくまで話をしてもらうことがまずは必要です。もう建てているのですから、一緒になって問題を解決していくしかないのですから。トラブルをあまりこじらせ過ぎてしまっては、結局はお互い幸せにならないのではないかと。
家づくりはそもそも「夢のある楽しいこと」なんです。今回のようにその会社さんと思い違いがうまれることもあるかもしれません。しかし、そいういう困難を一緒に乗り越えたからこそ、家ができて住み始めた時、すごく嬉しいし感動するのではないでしょうか。
今家を建てている最中で、そんなトラブルになってしまった・・・という方は、ぜひこんな考えで対処されてみてはいかがでしょうか?
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。