敷地のどこに家を建てたらいいのか見分ける6つのポイント
北海道帯広のマルセイバターサンドが大好物のシノハラです。
配置計画
家の配置計画は大事です。どんなにいい家でも、その土地に対して建てる家の配置がおかしかったりすると機能的にマイナスですからね。
ではどういう計画が必要なのか?かんた~んにまとめてみましょう!
道路からの視線がさえぎられるか
道路から第三者の目線がさえぎることができる計画なのか?ということ。南面道路(南側に道路)だと、リビングが道路側にくることが一般的なのでどうしても道路からの目線が気になったりもします。
土地が広い場合は道路からの距離を離せるので緩和されますが、その逆の場合は目隠しフェンスをする・植栽であるていどさえぎるなどの対策が必要になりますね。
なにもしないという選択肢もありますが・・・。
日当たりはいいか
マンションじゃなくて一戸建てを建てるメリットとして、窓が4面取れることですね。だからこそ日当たりのいい家にしたいわけです。そしてそのポイントになるのが方角、とくに南面からの日当たりが十分取れるのか?ということ。
つまり当然南側は広く取ったほうがいいわけですね。
ただ、難しいのは南側を広く取りさえすればいいってわけでもないのでそこは注意が必要です。(どっちやねん。笑)
西日は避けられるか
建物の配置で日当たりをあげましたが、逆にあまり積極的に浴びたくないのが西日です。
西側を広くとるというのは敷地条件によりしょうがないこともありますが、その場合は夏の暑さ対策はしたいですね。
落葉樹を植えるとか、遮熱ガラスにするとか、外付けブラインドなんかサイコーですけどお金がかかりますねぇ。
めんどくさいという意見もありますが、サンシェードという(今時のすだれみたいなやつ)もあります。
引用: http://www.lixil.co.jp/lineup/window/styleshade/
風通りはいいか
風通りの良さも配置により大きく変わります。
敷地ギリギリに建てた上に、お隣さんが塀をしてある場合は風通りが悪くなるわけです。(かんたんに言ってますが)
ある程度余裕ある離隔距離をとりたいもんですね。
雪が隣に落ちないか
雪が降る地域だと、お隣さんに屋根雪が落ちてしまわないか?ということを要検討したほうがいいです。
今から雪が降ってるところなんかは特に(モデル:信子さん)
どれくらい離すか?は、屋根の高さ・勾配、材質により変わってきますが、屋根雪がお隣さんに落ちてしまわないようにうちなら最低でも1.2m程度はあけるようにしてます。
どうしてもそれだけ取れないケースもありますが、ちゃんと検討した上で設計しましょうね。
なんせ隣から雪が落ちてきたっていうだけでお隣さんともめてしまうこともありますので・・・。
お隣さんと視線・臭いは問題ないか
これまたお隣さんとの話ですが、窓を開けたらお隣さんと目が合わないか?、お隣さんのカレーのにおいがバンバン入ってこないか?ということも言えたりします。
(お隣さんのカレーの臭いだけで白ごはんを食べる苦学生っていうのがなんかであったような気もしますが)
これもお隣さんとそこそこ距離が離れていたら問題ありませんが、そうじゃない場合は後から建てる自分の家の方でいろいろ対策をしたほうがベターですね。
まとめ
ということで、
・道路からの目線
・日当たり
・西日対策
・風通り
・落雪
・お隣さん
といったところが、敷地における家の配置計画で気をつけたいポイントです。かんたんに言ってますので、詳しくはちゃんとプロに設計してもらってくださいね~~~。
※本文と写真はとくに関連性がございません
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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住
2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。