頭金0円で土地も家も購入できるってホント!?【②借りる額は適正なのか?③心配なら頭金を貯めまくればいいのか?】

こんにちは!福井県敦賀市の建築会社あめりか屋の失敗しない家づくりアドバイザーの篠原秀和です。

 
昨日の続きを書きたいと思います。(今日も内容的にはカタイのですが、終盤にみなさん大好きなあの方に登場いただきました。笑)
 
昨日のブログはコチラ
頭金0円で土地も家も購入できるってホント!??【①諸経費はどうするの?】

http://amerikaya-arc.com/blog/?p=1231

↑ぜひごらんくださいね↑
 
 
 
さて、ふたつめの心配ごと・・・
 
②借りる額は適正なのか?
 
について。
 
当然頭金0円であとは全て住宅ローンを組むわけですから、頭金を用意するよりも、ローンの額は大きくなります。
 
ではここでかんた~んにシュミレーションしてみます。
 

【シュミレーション】
 
3000万円の物件を、とある住宅ローン(35年固定、金利2.0%、ボーナス返済なし、元利均等)で買った場合に、頭金0円でローンを組んだ時と、頭金500万円用意してローンを組んだ時の、総支払額をかんた~んに計算してみましょう。
 
 
 
総支払額は、頭金500万円用意した方が、毎月の返済額は約16,500円も安いすし、総支払額も約200万円も安くすむんですね~。
 
ということで、頭金って大事なんですね~。
頭金0円で買えるのと、借りる額が適正かどうか?借り過ぎではないか?は、また別の話ですからね。
そして、最後の心配ごと・・・
 
 
③心配なら頭金を貯めまくればいいのか?
 
 
です。
 
「頭金が大事だってことは分かりましたよ。ってことは、心配なら頭金をとにかく貯めればいいんでしょ?」
 
ということをおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんね。
 
 
ではまたここで、かんた~んにシュミレーションしてみましょう。
 
 
【シュミレーション】
 
3000万円の物件を購入するのに、今すぐ住宅ローンを頭金なしで組んだ場合と、3年間で200万円の貯金をしてそれを頭金にあてる場合で比較してみます。
 
 
A:今すぐに住宅ローンを組んだ場合
借入額:3000万円(金利2.5%、35年返済、元利均等)
→月々107,248円(総返済額約45,044,160円)
 
B:もしも3年後に金利が1%上がっていた場合(200万円の貯金を頭金にする計画)
借入がく:2800万円(金利3.5%、35年返済、元利均等)
→月々115,724円(総返済額約48,604,080円)

 
となり、頭金をコツコツ払っていたら、総返済額で360万円も損をすることになります。ましてや3年間ずっと8万円/月のマンションに住んでいたとしたら、合計288万円の家賃も払っています。
 
(分かりやすいように、税金とかそういう必要経費はとりあえず計算に入れてませんけどね)
 
ま、これは金利が上がった場合・・・と想定したときのお話ですけどね。
 
つまり、考え方によっては、頭金をとにかく貯めればいいってわけでもなさそうです。
 
 
 
 
②と③と、全く逆のことを言ってるような感じですね・・・。
 
頭金貯めろとか、頭金貯めるなとか・・・。
 
こんなんじゃ困っちゃいますよねぇ。
 

『あーた、やーよ!』
 
 
って言われちゃいそうです。笑
 
 
でも、こういうことを知っておくのと、知らないのとでは、もしかしたら大きな違いが出るかもしれないんです。だから、お金のことを知ること、そして相談できる人が大切なんですね。
 
え~そんな相談できる人というと・・・ほら、ぼくとか~笑
 
(うざいですね。すいません。)
とにかく、最後に、
 
いくらまでなら借りれるのか?というよりも、いくらまでなら返していけるのか?
 
という視点を大事にしてくださいね。
 
家のための住宅ローンはなく、家族のための住宅ローンなんですから・・・。
 
 
さて、続きがあります。
↑最終章です。読んでみてね☆
 
 
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^
~今日の体重=97.3kg(-0.4)~

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篠原秀和(シノハラヒデカズ)ニックネームはシノハラ(カタカナで。笑)
株式会社あめりか屋 代表取締役
一級建築士・住宅ローンアドバイザー
1977年6月23日生まれ
福井県敦賀市在住

2000年に日本大学卒業後、20代の頃は大手ゼネコンにて設計職と施工管理職を経験し、あめりか屋3代目として2007年から勤務。2011年頃から本格的に住宅事業を担当するようになり、業務は営業というか楽しいステキなお家づくりのプロデューサーをしています。
また自身のブログは2013年4月から毎日更新中。
・・・というマジメな仕事ぶりとはまた違った一面を持っていて、SNS(Instagram、twitter、Youtube、Facebook、TikTok)では楽しくてクスっと笑える投稿を日々発信中。ぜひフォローしてやってください。